Point. 01

ミリ単位の正確な施工を実現

最新のレーザー光を用いた高度な測量技術により、施工前・施工中・施工後を通じて、建物の高さや傾斜をミリ単位で正確に測定・確認。さらに、必要に応じてコンピュータ制御の3次元傾斜測定装置を併用することで、リアルタイムで傾きを補正しながら、均一な高さに仕上げることが可能です。この精密な高さ調整技術により、構造物の安全性と耐久性が向上し、品質の高い施工を実現しています。

Point. 02

近接構造物への影響を最小限に抑え、
目的建築物のみの復元が可能

あらかじめ境界付近に特殊薬剤を注入することで、地中にカーテン状の薬剤障壁を形成し、周辺の構造物や地盤への影響を効果的に抑制。この薬剤は、硬化時間(ゲルタイム)を現場条件に応じて柔軟に調整できるため、砂質土・粘性土などさまざまな土質に対応可能です。ピンポイントでの薬剤注入により、対象建築物のみに的確に作用する精密な地盤改良が実現し、不要な範囲への影響を最小限に抑えた高精度な施工が可能となります。

Point. 03

低騒音・低振動の環境配慮型工法

注入ポンプや発電機には、いずれも小型で省エネルギー性能に優れた電動モーターを採用。これにより、作業時の騒音や振動を大幅に軽減でき、住宅密集地や都市部でも周囲への影響を抑えた静音施工が可能です。省エネ性と低環境負荷を両立したこの設備構成により、環境にやさしい持続可能な施工を実現しています。

Point. 04

高強度・長期安定性を誇る恒久性グラウト

改良注入後、約10日で設計強度の50%に達し、1ヶ月程度で恒久的な強度を持つ安定した改良地盤へと変化します。使用するグラウト材は、強度の経年劣化がなく、長期間にわたり安定した性能を維持する高耐久仕様です。このような特性により、長期的な構造物の安全性を支える、信頼性の高い地盤改良工法を実現しています。

Point. 05

面的に強化し、沈下防止・液状化を抑制

敷地全体を面的に地盤改良することで、地中に広がるカーテン状の支持層を形成し、建物全体を安定して支える地盤基盤を構築します。さらに、地表から深さ2〜6メートルの範囲を対象に立体的な改良を加えることで、不同沈下の防止と地震時の液状化リスクを大幅に軽減します。このような総合的な地盤強化により、安全性・耐震性に優れた持続可能な地盤環境を実現します。

Point. 06

優れた浸透性と長期強度

高い浸透性を持つ注入剤を地中で固化させることで、長期間にわたり強度を維持できる恒久的な地盤補強が可能となります。この地盤改良により、住宅の不同沈下や傾き、地震時の液状化など、地盤に起因するさまざまなトラブルを未然に防止。安心・安全で耐久性に優れた住環境を実現します。

Point. 07

短工期・低コストを実現する地盤改良工法

施工面積100平方メートルあたり、おおよそ10日間で完了可能。さらに、工事費用は従来の注入工法と比べて約60%、アンダーピーニング工法と比較してもおよそ50%のコストに抑えることができます。効率性と経済性を兼ね備えた、非常に優れた地盤改良工法となっています。